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     青峰重倫 (1916−2001)

□ 作品タイトル 【岬】

□ 板に油彩

□ 高さ24.2×幅33.3(p)
昭和25年10月。好天に恵まれた穏やかな海。
岬を望みその内側、手前の海、波の表情がとてもいい。
ラウル・デュフィのような雰囲気にもみられなくはないが
見事にこの作家の手中において、洗練されたオリジナルな
表現として清々しく精華しているとおもう。
はじめて知る作家ではあるが、古い美術年鑑にも掲載は無い。
インターネットであたってみると、パブリックミュージアムにも
作品が収蔵されているようだ。
ただし、木工芸、クラフト作家としてその作品がコレクションされている。
その道では功績の高い人であったらしいことがうかがわれる。
画家を志して19歳で第2回新制作協会展に初出品。
以降20回展まで出品を続け2回の受賞を得るも、1954年より本格的に
クラフトマンとして転身したという経歴が、
猪熊弦一郎のこの作家の人柄とセンスの良さを評する言葉の紹介とともに
インターネットの中で情報を得ることができた。
抽象画まで幅広い作風がある作家のようですが、どれもモダンという言葉が
よく似合いそうなお洒落な作風ではないかと想像します。
それにしても、この絵がどうしてあの家の納戸にホコリまみれであったのだろう。

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